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2009年4月

2009年4月29日 (水)

 音無鉄道、幽霊専用車両を導入


 
 
 「隣に幽霊が座ってしまって、悪寒が止まらなくなった」「金縛りにあって、乗車できなかったことがある」「妖怪アンテナ立ちっぱなしですよ」など、音無鉄道には幽霊への苦情が寄せられている。
 
 調査したところ、利用者の4割近くが故人、あるいは霊的存在であることが判明。これを受けて音無鉄道は、生者と死者を分離することを決意した。
 別々の車両に乗れば、悪寒を感じたり、念仏の音漏れにびくびくすることもないわけだ。
 
 と言いたいところだが、混乱は続くかもしれない。
 「河童ってどっち? 亜人じゃないの?」「天使と同じ車両に乗るくらいなら、この世を滅ぼす」「十字架を持ったまま電車に乗らないで……」
 と言うように、幽霊からの要望も多いのだ。幽霊側からの要求に対し、音無鉄道の反応はない。
 「そもそも、会社運営がすべて生きた人々に任されているという点が問題。幽霊の権利拡大を訴える!」
 と言うことも叫ばれるようになった。
 
 生者と死者、その共存の道には、レールは敷かれていないようだ。

2009年4月27日 (月)

 僕の家には電車が止まる


 
 
 ハンキュウ電鉄(飯急電鉄)が、駅舎を住宅として売り出すことを決意した。発売されるのは、園町、阿野町、湖の町の3駅。発売されるのは駅の一スペースで、駅の閉鎖はしない。
 
 園町、阿野町、湖の町の3駅には、エキナカ(改札の中にある、乗車券を持っていないとは入れない商店街)が作られていたのだが、景気悪化を受けてテナントが撤退。店が出て行ってしまって、がらんどうになったスペースを見るのは悲しいと言うことで、住みたい人に住んでもらうことにしたそうだ。
 
 住宅として提供されるのは、8畳から12畳までのスペース、12戸。キッチンがついている部屋もあるが、風呂は全室なし。
 内装の改造は自由だが、外装の改造は禁止。また、洗濯物を外に干すのもいけない。
 電車には乗り放題。ただし、改札の外へ出る場合はそれ相当の料金が発生するとのこと。

 これは記者の感想だが、電車の揺れで朝が始まるなんて素敵なこともありそう。ちなみに始発は4時。時間的に、農業従事者にはちょうどいいのではないだろうか。


 *空港にマイホームがあっても、便利でしょうね。逮捕されないし、税も発生しない?

2009年4月25日 (土)

 道路のない町、失敗


 
 
 今の都会には自然がない! コンクリートジャングルなんてこりごり! と言う人々が、「道路のない町」を設計した。
 アスファルトのない土の道を踏みしめ、豊かに暮らそうと言う町だ。虫が靴に入ろうとする、制服のズボンが泥だらけに、と言うハプニングにもめげず、町は3年続いた。
 が、その町も今年で終わってしまった。町が地盤沈下を起こしてしまったのだ、モグラのせいで。

2009年4月23日 (木)

 万引きされた本、戻ってくる


 
 
 パピルス書店で盗まれた文庫本4冊が、書棚に戻されていたことがわかった。犯人はもう判明しているのだが、これを捕まえるべきか放免するべきかで、人々の意見が分かれている。
 
 意見の1つは、「盗んだ本を戻すだなんて、よっぽど勇気がいること。危険でもある。それでも返しに来たのだから、もうずいぶん反省したのだろう。許してやれば良いではないか」と言うもの。
 
 もう1つの意見は、「文庫本そのものは返された。だけど、文庫本に書いてあった内容の代金は、支払われていない。よって、窃盗だ」と言うもの。犯人が読んだものをすっかり忘れない限り、犯人は不当な所得を得ているというのだ。
 
 では、立ち読みも窃盗になるのでは? と言う問いに、2番目の意見の持ち主は、「立ち読みも窃盗、逮捕するべき」と言っている。
 
 が、これには書店の方が待ったをかけているのだ。立ち読みを禁じてしまえば、来店客が減ってしまう。そうすると売り上げも……と言うのが、彼らの懸念。
 
 我らが民主的な警察は、この3つの意見に板ばさみになって、動けないと言うわけ。

2009年4月21日 (火)

 ピアノ、奏者つきで15万


 
 
 ピアノのご紹介。このピアノは一般的なアップライトピアノで、3畳間に入るくらいコンパクト。色は黒で、今なら奏者付き。
 この奏者のピアノ歴は23年。姿は見えませんが、腕は確かです。触れ合うことはできませんが。
 ちなみに、ピアノは中古です。
 
 
 *ホラーっぽく、って言わないと通じないかなぁ。

2009年4月19日 (日)

 トイレに閉じ込められる、都内で136人


 
 
 今日、コンビニのトイレに客が閉じ込められる、と言う事件が各地で多発し、都内だけでも136人が閉じ込められた。3分で解放された人もいれば、1時間の間トイレに閉じ込められた人もいた。
 
 この事件はコンビニ側の起こしたもの。コンビニは最近、「客がトイレを汚しっぱなしにする」と言う問題に悩んでいた。これを解決するため、コンビニは「トイレを綺麗にしないと出られない仕組み」をトイレに仕掛けたのだ。136人は、トイレを使用した後、掃除をしなかったために閉じ込められた。掃除すればすぐに解放されるとのこと。

2009年4月17日 (金)

 稲研のマウス、大脱走


 
 
 稲国国立研究所のマウス178匹が脱走してしまった。稲研は大いに困ってる。「この時代に、紙とペンだけで研究しろって?!」脱走したマウスというのは、パソコンで使うマウスだったのだ。
 
 いやいやマウスは自意識ないだろ、と突っ込まれる方もおられるだろう。その通り。
 が、稲研のマウスはちょっと違っていて、「生きたねずみ」をマウスに使っていたのだ。
 ネズミさんのおなかにセンサーを取り付けて、マウス代わりとしていたわけ。
 
 なーぜねずみさんをマウスとして使っていたのか。ある研究者はこう言った。「猫じゃ大きすぎるし、リスじゃ小さすぎるよね」
 
 これもれっきとした研究だったのだ。
 1つ目は、サイボーグ化がどうたらの研究」2つ目は、「職場でペットを飼うと、ストレス減るの? と言う研究」3つ目は、「床に落ちた残飯を食べてもらうため」4つ目は、「回し車を回してもらえば、発電に使える……もーええわって? はい。
 
 マウスがなくなったしまったせいで、稲研の研究者たちは行動できなくなってしまっている。
 すぐに代わりを作ることになったが、早くてもあさってまでかかりそう。と言うのは、「代わり」を捕まえるのが難しいからだ。次のマウス役に選ばれたのは、ゴのつくあれなのだそうだ。

2009年4月15日 (水)

 ごみを食べる植物・・・


 
 
 町の隅にゴミ箱があると、それだけで景観が台無し。景観を壊さない、綺麗なゴミ箱を作りたい……
 と、ある町長がそんなことを考え、作ったのがこれ。
 
 食虫植物ならぬ、食器植物(残飯だけじゃなく器も何でも食べちゃうよ、と言う意味)
 
 食虫植物(虫を溶かして食べる、肉食の植物)を改造し、ごみを食べれるようにしたのだ。
 花によく似た「口」があり、完璧に綺麗とは言えないが、ゴミ箱よりは100倍まし、と言う感じの形。
 花壇に植えている分には誰も気にしまい! と言うことで町長は喜んでいたのだが……。
 
 食虫植物は、噛み付くことができる植物なのだ。が、町長はそれを知らせず、匂いをかごうとした町民13人が花を食べられてしまった。
 もちろん非難轟々、町長が捨てられかねないことになってしまった。食器植物は、ごみ焼却所で焼かれてしまったとさ。

2009年4月13日 (月)

 お前のプリンは俺のもの、俺のプリンはお前のもの----冷蔵庫の共有で生まれる交流

 
 
 引きこもり、孤独死、孤食をきっかけとした対人不安……触れ合いがなくなって、この国が危機に陥っている! なんて言葉が、もう何万回も唱えられてきた。もう、人類は永遠に孤独なのだろうか?
 いや、心配するなかれ。この問題を解決しようと言う運動が、町のどこかで起きている。
 
 その一つとしてあげれるのが「冷蔵庫の共有」難しいものではない。2,3人、あるいは5,6人で1つの冷蔵庫を使うのだ。90年代、「パーソナル冷蔵庫の発売」に大喜びしたお父さんたちには理解できないかもしれないが、これが、新時代の冷蔵庫の使い方だ。
 
 冷蔵庫の共有で生まれるハッピーはいくつかある。
 
 電気代の節約になる(説明不要だろう)
 食べ物を無駄にしなくなる(買ったはいいけれど、食べれそうにないものを同冷蔵庫人に上げることができる)

 健康維持に役立つ(同冷蔵庫人同士で、「今日食べすぎじゃない?」「野菜も食べないと」など、アドバイスしあうことができる。ダイエットの成功率だって上がるはず!)

 昔なつかしの「プリン争奪戦」も?(今は絶滅したと見られている「プリン争奪戦」が、冷蔵庫の共有で復活するかもしれない。拳とプリンで結ばれた友情。うーん、美味ではないか)
 
 
 この運動に参加するのは簡単。公式ホームページがあるので、そこにアクセスし、登録するだけ。すぐに、近所に住む、冷蔵庫友達を知らせてくれる。

2009年4月11日 (土)

 街灯の「上から目線」が許せん!?

 
 
 光の害、光害を巡っての騒動。
 光害は、夜が明るいことで起こる害。星が見えなくなるだけでなく、人間の生活リズムが狂う、動物が異常行動をするようになるなど、深刻な事態も引き起こす公害だ(一説には、嘘のニュースを作り始める症状も、光害のせいだと言われている)。
 
 この光害への対策は、皆無と言うわけではない。「早寝をすること」や「常夜灯をなくす」などいろいろなものがある。
 そのうちの1つに、「街灯に帽子をつけ、地面だけを照らすようにする(外に光を漏らさないようにする)」と言う方法があるのだが、なんと、これに待ったがかかった。
 
 待ったをかけたのは、『ちびの地位を向上させる会』だ。この会は、「上から目線を根絶させる!」と言う活動を行っているのだが、「街灯の上から目線にも反対!」と言い出したのだ。
 
 「街灯に帽子をつけるなんて言語道断。見下している感じが強調されて、結果、我々が夜道を歩けなくなってしまう」(会は『退治できない上から目線は、とりあえず避けろ』としているのだ)
 
 しかし、街灯にも工夫を加えない限り、都心に星空は戻らない。
 記者がそう言うと、会は答えて、
 「星が一番我々を見下している」
 と言う。
 
 このおちびさんが改心するためには、満天の星空を見せる必要があるだろう。強烈なジレンマである。

2009年4月 9日 (木)

 ごみ処理業者、火山怒らせる


 
 
 ごみを溶岩で溶かすことができたら、ごみ問題が一気に解決? と言うことにはならなそうだ。
 
 あるごみ処理業者がごみを、「違法に」火口に投棄したところ、火山が大爆発! 飛び上がった溶岩でトラックが炎上、ごみ処理業者も腕にやけどを負う羽目になった。
 
 このことについて火山さんは声明を発表。
「火山の、汚されない権利を無視した行為に憤りを覚える。今回の爆発はいわば警告。同様なことが次にあれば、町1つ失う覚悟をするべき」
 と、表皮を真っ赤にするほどの怒りを見せた。
 
『溶岩をごみ処理に使う』と言う国家プロジェクトもあったのだが、当然中止。
 政府は、
「こちらがごみとして処理されかねない。直ちに人を送り、和平交渉を行うつもり」
 と述べている。

2009年4月 7日 (火)

末世思考? 

 「連休のどう過ごすか、迷っているあなた」に、カタツムリ社が提案するツアーは、カタツムリも目を覚ますような、気の長いツアーだ。
 行き先は民艦島近くの海。民艦島といえば「美しい廃墟」で有名な島だ。その廃墟が崩れるのを待とう、と言うのが、カタツムリ社の提案だ。
 もちろん、ツアー中に崩壊するかはわからない。が、もし崩れる瞬間が見えなくても、廃墟の神秘的なたたずまいが、あなたを癒してくれることだろう。

2009年4月 5日 (日)

 ポスト型ゴミ箱設置、各地で悲鳴


 
 
 ポストにごみを捨ててはいけません。「ポスト型ゴミ箱」にも、ゴミを捨ててはいけません。恐ろしいことになります。
 
 このポスト型ゴミ箱は、「アジの開き工房」が満を持して送る新製品。外見は穴が大きい(穴の直径は10cm)ポストに見えるが、只者ではない。
 
 中にはカメラとコンピューターを内蔵。もし誰かがこのゴミ箱にゴミを捨てるようなことがあれば、カメラがすかさず顔を記録する。
 そして顔から住所を割り出して、そこに、ごみを送りつけるのだ。これぞ、究極のポイ捨て防止機である。
 
 なお、配送料は設置した人が負担することになる。工房では「街を善くする為の慈善事業ですよ!」と言って、無料で配送してくれる業者を探しているが、まだ手を挙げる業者はいない。


2009年4月 3日 (金)

博士の嘆き

 博士(無数のショートショートに登場することで有名。本名及び年齢、性別さえ不明なあの人。ネタに困った作家の強力な助っ人)が、今日も悩んでいる。
 
 今日はみんなの「季節感のなさ」について。
 
 先週、博士は空き地に、ススキの穂が出たものを植えてみたんだぁ! もちろん秋にしか見られないはずのやつ。
 だけどご近所さんはちっとも気づかなかったんで。
 
 次に博士は、ひまわりを咲かせてみたんだぁ。だけど幼稚園児さえ珍しがらず。
 
 「ハウス栽培がフツーになって、旬なものがなくなったからかのぉ」と博士は分析する。
 
 ちなみに「大栗旬(人気アイドル)」を空き地に植えてみたところ、ファンに殺されかけたとか。

2009年4月 1日 (水)

 四月馬鹿で損失、7万本分に上る?

 
 
 苦労したのに何にも得しなかったことを、「骨折り損のくたびれもうけ」と言いますよね。
 雲上研究所の資産によると、今日の四月馬鹿騒ぎで、骨7万2009本分の損失が出たそうです。
 なんでも、嘘の情報を信じてはるばる外国に行ってしまったり、その逆、本当のことを嘘だと思って逃げ遅れ、UFOにさらわれた人もいるそうですよ(でも、この人は「無料で宇宙旅行に行けた」ってことで、カウントされてないんだとか)
 え? ここを見たのが「骨折り損」だったって? まぁまぁ、そうおっしゃらず(くたびれを儲けたじゃないですか、なんて言うともっと疲れそうなので、言いません)

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